研究会の歴史(熱音響自励振動研究会)


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 熱音響自励振動研究会

2001年4月から2005年3月までの研究会プログラム

  主査 西谷富雄(岩谷瓦斯)   
  幹事 田中峰雄(大阪市立大)  
  幹事 金尾憲一(住友重機械工業)



第1回研究会 2001年6月30日(かながわ労働プラザ)
 1.国際会議報告 琵琶氏(名古屋大)
 (First International Workshop on Thermoacoustics:2001.4.23~25 オランダ)
 「会議報告」低温工学Vol.36 No.6 2001 390に詳細報告。
 2.熱音響現象について議論
  ・DC流の測定手段:可視化以外の方法で。
  ・発振の条件:直管vsループ管の違い。
  ・熱交換器
  ・冷凍機と発振器のイメージの差
  ・セカンドオリフィスの効果
  ・計測処理のリアルタイム化
  ・Thermoacousticaの使いこなし方


第2回研究会 2001年12月1日(京都商工会議所)
テーマ:「熱音響理論の見直し」に付いての討論。
2001年度秋季低温工学・超電導学会で富永氏(筑波大学)が発表した「熱音響理論の拡張1~3」について討論を行った。
 1.学会での発表内容の解説 富永氏(筑波大学)
 2.討論
  富永氏の報告に対し、以下のような項目について討論が行われた。
  ・新旧熱音響理論の差を実験で確かめることはできないか?
  ・新熱音響理論の「エネルギー流」はどの様なものか?
  ・蓄冷器を熱音響理論によらずに理解しようとするとどの様な問題があるか?


第3回研究会 2002年3月1~2日(デンソー浜名湖研修所)
・3月1日
 1.水スターリングエンジンにおけるエネルギー変換機構  琵琶氏(名大)
 2.熱音響冷凍機 上田氏(名大)
 3.「熱力学を考える」シリーズ7  富永氏(筑波大)
・3月2日
 4.「熱力学を考える」シリーズ8  富永氏(筑波大)
 5.Swift 論文の紹介   西谷氏(岩谷瓦斯)
 6.熱音響エンジンのテスト計画  松原氏(日大)


第4回研究会 11月30日(名古屋大学工学部3号館)
 1.個体ディスプレーサ型サーマルコンプレッサの仕事増幅特性(日大との共同研究)
   宇宙開発事業団:杉田寛之氏
 2.熱音響ループ管の特性評価
   日本ガイシ 山本力(やまもとつとむ)氏、石山敬久(いしやまよしひさ)
 3.熱力学について
   筑波大学 富永先生


第5回研究会 2003年3月1~2日(メルモンテ日光霧降)
・3月1日
 大阪市立大学グループの報告(ループ管冷凍機の実験状況報告,圧力測定から仕事流を計算する方法の紹介,Two-sensor
 power measurements in lossy ducts, Swift他)
・3月2日 
 名古屋大学グループの報告(共鳴管を使った音波の増幅と減衰 田代雄亮さん)


第6回研究会 2003年12月20日(横浜市教育会館)
 1.熱音響エンジン内のワークフローの測定
   (株)デンソー 八束氏
 2.熱音響現象の局所エントロピー生成
   筑波大学  富永先生
 3.その他討論


第7回研究会 2004年3月6~7日(熱海/芳泉閣)
・3月6日
 0.開会 
 1.名古屋大実験報告
   名古屋大 田代氏
 2.圧力測定によるワークフローの決定
   名古屋大 野村浩史氏
 3.レイケ管の可視化実験
   明星大学 濱口先生
・3月7日
 4.米国から帰国報告
   名古屋大 琵琶氏
 5.富永先生のお話
 6.閉会 12時予定

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